■ 田舎暮らし
§ 田舎からマニラへ深夜の移動 §
~ 快適な夜行バス旅 ~
投稿日: 2025年 9月12日 (金)

さて、フィリピンの田舎でののんびりした滞在を終え、深夜の夜行バスで首都圏マニラに向かう。昼間の道路はあまりに交通が多すぎて大渋滞に巻き込まれるので昼間の移動は避けた方が無難だ。先日紹介したサイドカー付きの3輪車がどこもかしこも走っているのでそれがバスの高速通行の邪魔をする。
フィリピンでは首都マニラからほぼ全方面へ高速バスが走っていて慣れれば最高の交通手段だ。座席もゆったりしていて申し分ない。冷房は効きすぎていて寒いほど。いつ乗っても同じ。

バスに乗り込んだあと車窓から待合室の様子を撮影した。冷房もない待合所でもあり、またほとんどの客は自宅からバスターミナルに到着後すぐにバスに乗り込むので待合室の客はまばらだ。

夜行バスは深夜0時頃に田舎のバスターミナルを出発し、早朝6時過ぎにマニラ首都圏のバスターミナルに到着。そこからはタクシーに乗り換えてマニラのアパートに直行だ。長時間のバス旅を終えて小腹がすく。
すぐに食材の買い出しへ。アパートから車でほんの3分も走れば日本のイオンモールのようなショッピングモールもあって食材も手に入るのだが営業は10時からだ。だから朝早くからやっているストリートの八百屋で食材調達。

通りのあちこちで個人個人が持ち寄った食材を販売しており、食材の調達には困らない。これがマニラの日常だ。

自宅で朝食を済ませ、しばしの昼寝(?)のあとランチを取りにショッピングモールへ。とんこつラーメンの店を見つけた。
基本の九州ラーメンは99ペソ(270円)。他にとんこつラーメンというメニューが159ペソ(430円)だ。日本人の感覚では九州ラーメンもとんこつラーメンも同じなのだが、写真を見る限り、この店のネーミングではとんこつラーメンにはたまごと紅ショウガが追加されるようだ。(とんこつラーメンの写真を見る限りでは赤い物体がなんなのか特定が難しいが、他に心当たりがないのでおそらく紅ショウガということなのだろう。)
物価が上がったとは言え、チャーシューとたまごトッピングのとんこつラーメンが430円。日本の立ち食いそばを少し安くしたくらいの価格帯だが、なにせここはショッピングモールのフードコート。そう考えればまだまだ日本の物価の半分以下の印象だ。
毎週金曜日連載の『フィリピン田舎暮らし紹介』コラム。本日の更新でいったん終了だ。
将来的にはフィリピンの田舎暮らし体験ツアーなども企画してみたい。都会の生活に疲れた方、人生の方向性を模索中の方、その他どんな人にとってもお金には代えられない貴重な体験になるはずだ。
そんな夢も追い求めつつまずは地元勝浦での活動に前進あるのみ。