
本日は先週の話の続編。アフリカの草原、サバンナへ行って靴下を売ってこいと会社から命令を受けて現地視察に向かった営業マン。いざ現地に着いてみると誰も靴下など履いておらず、現地民はみな ”はだし” で生活している。靴下などだれも必要としていないように見える。
果たして靴下は売れるのでしょうか?

この話、物事には常に二面性があって、それをネガティブに捉えるのかポジティブに捉えるのかはあなた次第と暗示しているようではありませんか?
売れない営業マンは「だれも靴下をはいていないのだから売れるはずがない。頑張ったって時間の無駄だ」と、やる前からあきらめてしまう。では売れる営業マンが持つポジティブ思考とはどのようなものでしょうか?
その話をする前に、先日勝喰さんでいただいたマグロトロの話で少し脱線。皆さんは、まだ冷蔵技術が発達するはるか以前の江戸時代、マグロのトロは脂が多すぎて腐りやすくまずいとされ、ほとんどが捨てられていたことをご存じですか? そうなんです。人々はもっぱら赤身だけを食べていました。

今では信じられないような話です。人によって多少の好みの違いはあるにしろ、多くの人がトロの方が赤身より断然高価だし旨いと認識しているのは常識かと思います。捨てるなんてあまりにもったいない !!
しかし冷蔵技術のない時代、海で獲れたマグロが庶民の口に入る頃には腐りやすいトロの部分は黒ずんでまずそうに見えたなら、それはそれで自然の摂理だったかも知れません。でも今はどうですか。寿司屋でトロと言えばサーモンと並んで大人気の寿司ネタの一つではないでしょうか。
では話を戻してサバンナで靴下は売れるのか。ポジティブ思考の営業マンは「すごい! すごい! ここでは誰も靴下をはいていない。部長 ! 部長 ! あそこでは全員に靴下を売るチャンスがありますよ !!」と受け取るそうです。
なるほど・・。成功する人は感性が違うのかも知れない・・。そんな風に上司の話に耳を傾けた、若き日の商社マン・・。そして今。
「トロを捨てていたなんてもったいない !」おそらく現代人のかなり多くの人がこの気持ちに共感していただけると思う。一方「空き家を放置しているなんてもったいない !」という切実な思い。ところがこちらについてはほぼ無関心の方が大多数ではないでしょうか。
トロを捨てていたのをもったいないと多くの日本人が回顧する現代。これは冷蔵技術の発展がもたらした必然なのだ。ならば同じく「空き家を放置していたなんてもったいないと回顧する未来」がきっとくる !?
今はまだ「ボロボロの空き家なんて買って大丈夫だろうか・・」と多くの人にとって心配だけが先立つかも知れません。ただその心配は確実に減少する方向に向かっていきますよ。

その理由の一つがAIの進化。あとは3Dプリンター。空き家再生の先のワクワクする未来は最先端技術も先導してくれるはず。そして東京の地価高騰と建築資材の不足。さらには中東を始めとした世界情勢の変化。理由は尽きません。
今はまだ空き家を買っても改修は業者任せの人が多い。当然AIはそんな情報の収集と解析の結果「空き家再生費用は、30坪前後の戸建てで部分改修なら数百万円、全面リノベーションなら600万〜1,500万円程度が一般的な相場」なんていう回答。
No, No, No !!!!!
私は280万で買った空き家に50万だけの費用をかけて改修し今実際に住んでますから !! この住まいを宿として開業し、興味のある方にはとことん見ていただき、さらにその方法を伝授させていただくことを目標に今頑張っています。
さて、先週採ったアサリは韓国風スープにして大変おいしくいただきました ! 春のアサリは格別のうまさです。身がぷりぷりしていて。
次回更新は5月5日火曜日の予定です。