■ 田舎暮らし
§ 昼 食 編 §
~ランチのおかず調達 ~
投稿日: 2025年 8月8日 (金)

さて本日はフィリピンの田舎暮らし紹介の第2弾。昼食編です。ちなみに皆さんはティラピアという魚をご存じでしょうか。日本でも沖縄に普通に生息していますが、温かい水温を好む魚なので本州には基本的にいません。
このティラピアの和名はイズミ鯛といい、確かに見た目も味も少し鯛に似ているかも知れません。

フィリピンの田舎へ行くと割合多くの家庭でこのティラピアを庭に作った人工池で養殖しており、購入してきた稚魚にコイの餌のような飼料を毎日与えるとアッという間に大きくなって食用にするのです。警戒心が少ないため簡単に釣れちゃいます。

そして釣ったティアピアを唐揚げでいただく。淡水魚だが臭みは全くなく淡泊な白身魚。めちゃくちゃうまい。日本で定番の魚と言えばアジの開きを思い浮かべるが、フィリピンで定番の魚と言えば間違いなくこのティラピア。唐揚げでも塩焼きでもうまい。
このようにフィリピンの田舎では家庭で魚や家畜を飼って自給自足する生活がいまだに多く残っていますが、勝浦でもそれは可能なはず。それを自ら実践してみたい。ボートでほんの100メートルほど沖へ出るだけでアジやヒラメや鯛も取り放題。まるで『養殖池』のような勝浦湾。その恩恵にあずからないのはあまりにももったいないではないか。
毎週金曜日連載の『フィリピン田舎暮らし紹介』コラム。
次回更新は8月15日(金)の予定。