
さて、まずは先週のトピックの続編です。
0歳児を連れ6年前にアパート入居したご夫婦が退去されました。6年も経てば内装の経年劣化も激しいのは当然ですが、ご入居者様の不注意に起因する汚れも否定できません。以下、玄関を入ってすぐの壁。6年前の入居時に新品に貼り替えた壁紙が無残なほど汚れてしまっています。
私はこれまで200件以上の壁紙の貼り替えを行ってきましたが、ここまで汚れているケースはめったにありません。一方、勝浦地区では慢性的に湿気が高く、壁紙の汚れが(ご入居者様の過失ではなく)湿気により内部からカビが発生している事例も数多く見てきました。

しかし今回のケースは明らかにご入居者様の過失による汚れでした。下の写真の通り、壁紙をはがすときれいな下地を確認。
子供がジュースでもこぼしたのでしょうか。下の写真で黄色で囲んだところにあるシミは上の写真のシミとほぼ一致します。

再度、新品の壁紙を貼り終えた状態が以下。壁紙を貼り替えるだけで部屋の印象はがらりと変わり住んでいても気持ちいいはずです。一番上の写真のような汚い壁に囲まれた空間でご生活されていたのは気の毒な思いです。

さて唐突で恐縮ですが、合同会社空き家再生ドットコムの基本理念のご紹介になりますが、空き家再生はあくまでも手段であって目的ではありません。これは会社設立当時からの会社の信念です。
何か目的があって空き家を購入し田舎移住を考えているなら、手段にお金をかけるのでなく『目的』にこそお金をかけるべきと心底思っています。
例えば、脱サラして千葉の海近の物件でカフェをオープンしたいと熱望するご夫婦がいるとします。仮に念願のカフェをオープンできたとしても、本当にお客さんは来てくれるのか、リピーターが定着し、安定して利益が出せるまでどう乗り切るか。それまでの運転資金は大丈夫か。不安は尽きません。
だからこそ、店舗準備のための初期投資、仮に空き家を買って修繕してお店をオープンするならその初期費用(手段)を最低限に抑えられれば、カフェオープン後の運転資金(目的)に余裕が生まれます。
この点を間違えてしまうと、業者に勧められるがままに豪華な内装・外装工事、さらに不必要な設備・備品まで購入し、後になって運転資金が足りなくなりせっかく掴みかけた夢を諦めなければならないことにもなり兼ねません。
空き家再生ドットコムは「自分でDIYでやってみようという意思をお持ちの方」も全力でサポート致します! 来週は壁紙貼り替えのステップを可能な限り分かり易くご紹介したいと思います。
次回更新は6月23日火曜日の予定です。