
先週のブログを読んでいただいた皆様。再度お越しいただき大変ありがとうございます! 私が毎週火曜日更新のこのブログを開設して1年以上になりますが、今回のトピックほど頭を悩ませたことはございません。
書いている自分ですら、あれ?これって正しいのだろうか?と半信半疑になりながら状況を整理し、そして「うん、間違いない」という結論に達して今回のブログをリリースしています。
「日本人というのは本当にフェイクに弱い!」
私自身も騙されそうになりながらも冷静に考えると「やはり、何かがおかしい。」と感じる。そんな話を本日はご紹介したいと思います。
先週からのおさらいですが、ここ最近『不動産売却シミュレーション』に誘導する広告がネットにあふれ「不動産を売るなら今!」と煽っています。
「不動産価格は今がピークでいつ暴落してもおかしくないですよ。値下がりする前に高値で売ってはどうですか」と訴えているのです。
そして自宅を査定に出してみたところ10年前に3,500万円で買ったマンションが今売れば7,000万円だそうです。もし売れば単純計算で3,500万円もうかります。あなたなら売りますか?
結局あなたは不動産会社を訪問し、7,000万円で自宅を売却しました。その後予想通り、不動産価格は下落に転じ、10年後には相場は2,000万円も下落しました。つまり下図のCのケースです。
ここで質問です。シミュレーションの助言に従ったことで一番の高値で自宅を売ることができました。あなたの決断は正しかったと思いますか?
Yes or No でお答え下さい。5秒で答えを出した方もあと3分差し上げます。もう一度よく考えて下さい。
Thinking time です・・・
では答え合わせです。
答え合わせの前にひとつ説明が必要ですが、人間というのは家なしでは生きていけません。その意味では人間はやどかりと同じです。
貝類のサザエやアワビは貝殻が体の一部なので、体の成長に伴いその体を覆う貝殻自身も成長します。一方のやどかりですが、身にまとっている貝殻は体の一部ではありません。あくまでも自身の体の防御のための住処にしています。
そして体が大きくなり住処が手狭になると、海底に転がる貝殻の中から自分の体に合うサイズのものを探し出し新たな新居とするのです。
そしてここで重要なのはやどかりは新たな住処を見つける前に今の住処を手放すことは絶対にありません!そんなことをすれば魚に食べられてしまいます。それは人間も同じ。今住んでいる住居の売買契約を結ぶ際には、新居を探し、その契約を締結するのと連携して持ち家の売却を進めるのが普通です。
つまり「売る行為」と「買う行為」は切っても切れない密接な関係なのです。
ではここで答え合わせです。
もうお分かりかも知れませんが、あなたの選択は最悪の決断でした。
そしてここでもう一度。
「日本人というのは本当にフェイクに弱い!」

それを裏付けるようなYouTube動画を見つけました。竹田氏のトークはいつも説得力があり面白いですが、これは最高に必見です! めちゃくちゃ日本人の性格を的確に表しています。下の画像をクリックしてみて下さい。
みんながやっているのなら正しいのだろうと思ってしまうのが日本人です。結果、7,000万円の家が5,000万円に下がる頃には、9,000万円で買い替えた新居は6,000万円まで下落していました。3,000万円の損失です。
ただ『不動産売却シミュレーション』を否定するつもりは毛頭ございません。それはあくまでもツールに過ぎず、それを正しく使いこなし正しい判断をするかどうかはあなた次第です。
では損しない方法はあったのでしょうか。この続きは次回お話し致しますね。
次回更新は8月4日火曜日の予定です。