
『不動産売却シミュレーションが煽るカラクリ』をテーマにした投稿も本日がFINALになります。私は不動産の専門家ではありませんが、不動産オタクとは思っています。
私は18歳まで父が勤務する会社の社宅に住んでいました。4階建ての団地です。昭和40年代、千葉県君津市・木更津市で大規模な製鉄所の稼働が始まり人手不足のなか九州から大量の人員が千葉県に引っ越してきました。両親に連れられ千葉県富津市に移住してきたのは1歳のとき。4階建ての団地が7棟並び160世帯を超える住民はみな九州弁を話す九州村(笑)の一員となりました。
そして小学校に通うようになると、学校の友達は農家や漁師の家系も多く、家に遊びにいくと例外なく広い庭を持つ民家。少しずつ ”持ち家” にあこがれを持つようになり、中学生になる頃には、趣味はというと新聞の折り込みチラシに挟まれている住宅販売情報を見ることでした。
3DKの社宅の団地に住む身としては広い庭のある持ち家に住む友達がうらやましくていつか絶対に自分の家を買うんだと思うのは必然の成り行きでした。
新聞には自動車販売のチラシも挟まれていましたが全く興味なし! スプリンタートレノ、日産フェアレディーゼット、トヨタスープラなど当時大人気の車が広告の紙面を飾っていたに違いありませんがちっとも興味が湧きません。
そして17歳になって父の転勤に伴い千葉市の社宅に引っ越すと不動産オタク度はさらにヒートアップ。流通する不動産物件の多様性に感動し、駅からの距離、土地の広さ、家の間取り、築年数、そしてその価格。なぜこの物件はこんなに安いんだろう?とか、そんなことをチラシに掲載された数十軒もの売り家を一つ一つ吟味しながら考察する少年でした。
当時はまだインターネットもない時代。今ならYahoo不動産等で簡単に情報が手に入りますが、当時は新聞に折り込まれる広告チラシだけが情報源でした。

そして時は過ぎ、念願かなって最初の家を購入したのは28歳の時です。絶対にお買い得だと自信を持って買った家でした。購入に際し誰にも相談することはありませんでした。何千万円もの買い物ですから普通は少なからず不安もつきまとうかと思います。ですが自らの決断には自信がありましたから、一切の躊躇なく三菱銀行支店の会議室で契約書にサインしました。
そういう経験を通して不動産を見る目は普通の人より肥えていると思います。ただ、都内の億を超えるような物件はそれがお買い得なのかどうか全く分かりません。特に今は投機的な目的で売買されていて好きになれません。
家は住むためのもの。やどかりこそがその象徴。この貝殻はこれからきっと値下がりする。だから今のうちに脱ぎ捨てておこう。そんなヤドカリはいません。また、そもそもこの不動産バブルがいつまで続くか誰にも分からないでしょう。個人的な意見を言えば、投機的な目的で家の売買をするべきではない。
だから何もしないのが一番。ただ、もしあなたがこれからもしばらくは不動産が値上がり続ける、そして9,000万円の家がどうしても欲しいと思うのなら買い替えも一理あると思います。下の例のように成功する可能性があります。

一方、近い将来不動産は値下がりを始めるから今のうちに売り払ってしまおうという考えには賛同できません。百歩譲って売るまではいいとします。でも売ってどこに住むのですか。
8月4日のブログで 川上さんの例 を挙げましたが、川上さんのように成功するのは一握りの恵まれた人間だけ。物事はそううまくいかないでしょう。でもそれでも売りたいというのなら空き家再生ドットコムが奨めるのは家の売却後の田舎への移住です。例えばここ勝浦市では不動産バブルは起きていません。
私の不動産物件情報収集の趣味は途切れることなく今でも続いています。千葉内房と外房地域の不動産動向は常に把握しておくように努めていて、それもあってコロナ発生直後に勤務する会社から在宅勤務指示がでた際、勝浦市の最高の物件(笑)を購入できました。
多くの人にとっては廃墟にしか見えないかも知れませんが、私にとっては超がつく掘り出し物の物件で、その家をDIYで修繕して今に至っています。
もしあなたの会社が在宅勤務OKなら、なおさらぜひ検討してみて下さい。
あなたの将来設計の中で、試しに3年、5年もしくは10年でも田舎に住んでみようか。そして7,000万円に値上がりした家をこの機会に売ってしまおうかとお考えなら田舎移住は最高のオプションの一つです。
私自身はコロナ禍以前、秋の釣りシーズンには毎週末に勝浦に釣り遠征に訪れる千葉市民でした。千葉県在住とは言え、それでも千葉市から勝浦までは片道平均2時間。海が荒れた週末はわずかな期待を持って勝浦まで来てみたものの、波が高くボートを出せずに釣りを諦めることもありました。
そんな中、コロナ発生に伴い在宅勤務指示がでたことで迷うことなく最速で勝浦の物件購入を決断しました。多くの人にとって災いでしかなかったコロナ。しかし私にとっては人生の生き方を360度変える転機となりました。
勝浦は釣り好き、サーフィン好き、マリンスポーツ好きにはたまらないロケーションです。山もあって海もある。コロナ発生直後に勝浦での在宅勤務を始めた私ですが、それでも月に1回ほど都内の会社への出勤が必要でした。出勤の日は朝6時の勝浦駅発の高速バスに乗れば8時にJR東京駅に到着。会社の始業には悠々間に合いました。
ここ勝浦には500万円位で買える家がゴロゴロあります。自宅を購入してしばらく勝浦での生活を満喫したあと、もし将来、都会生活に戻る選択をされる場合もDIYで修繕した家は購入価格より売却価格が高くなる可能性大です。
ただそれでも家を買うのにはためらいがある。でも田舎生活は経験してみたい。そんなあなたはアパートやマンションを借りるのも一案です。共同温泉が使い放題、ジムも使い放題で毎月の家賃が激安のマンションもあります。勝浦は賃貸住宅の家賃相場が破格の安さです。次回ご紹介致します!
次回更新は8月25日火曜日の予定です。