
先週まで3週連続で『不動産売却シミュレーションが煽るカラクリ』をテーマに記事をリリースして参りました。本日もその続編です。
自宅の現在の評価額を知っておくことは決して悪いことではないと思います。しかし先日ご紹介した『沈没船ジョーク』のように、周囲の行動をまねして安易な決断を下すことは時に意図せぬ結果をもたらします。
Aさんは10年前に3,500万円で買った家が今なら7,000万円で売れることを知り今が不動産価格のピークなら売り時を逃すまいと契約書にサインして売却。
そして喜び勇んでその売却益で9,000万円の家に買い替えました。しかし10年後、新居の価格は6,000万円まで下落。3,000万円の損失です。
判断は間違っていないはずでした。だって予想通り不動産価格は暴落を始め、その直前で7,000万円という最高値で自宅を売却できたのです。いったいどこが間違っていたのでしょうか。
ここで冷静に考えてみましょう。自宅の売却で成功するのは本当に不動産の下落局面でしょうか。下図をご覧下さい。自宅の売却は新居の購買とセットで行われるのが普通で、自宅の買い替え、それが資産価値の保護を目的とした投機的な行動の場合、それが成功するのは不動産の上昇局面だと写りませんか。

日本のこれまでの住宅価格上昇の原因のひとつには外国人による不動産購入の活発化があるとされています。彼らは不動産の価値がこれから上昇・下落のどっちに向かうと思って購入行動にでていると思われますか? 冷静に現状分析と将来予測を行うことで誤ったご判断をされないことを願うばかりです。
ここで私の大好きなお笑い芸人のご紹介。いつ見ても彼らは天才だと思う。また次のコントを観たくなる。私も翌週の記事が待ち遠しくなるような、そんな記事を書き続けたい・・
鈴木モグラのヤドカリ。人間は家なしでは生きていけない。その意味では人間はヤドカリと同じ。
自宅を売却して新居に買い替えるヤドカリ作戦。成功するかどうかはあなた次第です! 本日は時間がなくなってしまいました。空き家再生ドットコムが推奨するヤドカリ作戦のご提案は次回に持ち越しさせて下さい。
皆様もこのお盆休み、日頃の疲れをしっかりと癒していただければと思います。次回更新は8月18日火曜日の予定です。